薬屋のひとりごと第3期|白娘々はどうやって金を生み出した?仕掛けを考察

薬屋のひとりごと
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※この記事には『薬屋のひとりごと』原作のネタバレが含まれています。

『薬屋のひとりごと』第3期に登場する、謎の仙女・白娘々(パイニャンニャン)。人の心を読むだけでも十分あやしいのに、今度は目の前で「金を生み出す仙術」まで見せます。赤みがかった銅が銀色になり、さらに火であぶると金色に――。
本当に銅から金を作ったのでしょうか?猫猫がその仕掛けを追っていくと、「金を生み出した」という言葉とは少し違う答えが見えてきました。

この記事でわかること

  • 白娘々は本当に金を生み出したのか
  • 銅が銀色になった理由
  • 銀色から金色へ変わった仕掛け
  • 猫猫が「錬金術」に近いと考えた理由
  • 白娘々の仙術が本物に見えた理由

白娘々はどうやって金を生み出した?


先に結論からいうと、白娘々は、本物の金を何もないところから生み出したわけではありません。

白娘々が見せたのは、銅の表面を変化させ、銀色、さらに金色になったように見せる仕掛けでした。

でも、実際の場面を見るとかなり不思議です。

最初は普通の銅だった

白娘々が用意したのは、小さく薄い金属片。

最初の見た目は、赤みを帯びた普通の銅でした。

白娘々はその銅片を液体の入った皿に入れ、皿ごと火にかけます。

そして舞が終わり、銅片を取り出してみると――。

赤かった銅が、銀色に変わっていました。

これだけでも「どういうこと?」となりますよね。

銀色になっただけでは終わらない

ところが、白娘々の仙術はここで終わりません。

銀色になった金属片を洗って拭き、今度は直接火に当てます。

すると今度は、銀色だったものが金色へ変化します。

銅から銀。

そして銀から金。

目の前でこんな変化を見せられたら、「本当に仙女が金を作った」と思ってしまうのも無理はありません。

とはいえ猫猫は、ここで一つ疑います。

本当に金属そのものが、銀や金に変わったのだろうか?

銅が銀色になったのはなぜ?

猫猫が思い出したのが、養父・羅門から聞いていた西方の「錬金術」でした。

作中では、中国の「黄白術」に似ているものの、より錬金術に近いものとして考えられています。

銀そのものに変わったわけではない

ここで大事なのは、銅そのものが銀に変わったわけではないということです。

猫猫が考えた仕掛けは、鍍金(めっき)でした。

つまり、銅そのものを別の金属に変えたのではなく、表面を変化させて銀色に見せていたということ。

私たちは「銀色になった」と聞くと、つい「銀になった」と思ってしまいます。

ただ、色が変わったことと、物そのものが変わったことは別なんですよね。

じゃあ、何の液体を使ったの?

ここまでわかると、次に気になるのがこれです。

「あの皿に入っていた液体は何?」

ところが、作中では具体的な材料までは明かされていません。

猫猫も羅門から仕組みについて聞いていましたが、材料までは教えてもらっていませんでした。

猫猫なら知った途端に自分で試してしまいそうなので、羅門が教えなかったのも何となくわかる気がします。

銀色から金色になった仕掛けは?

では、銀色になった銅が、なぜ今度は金色になったのでしょうか。

ここにも「本物の金を作った」という仕掛けはありません。

火であぶることで色が変わった

猫猫の説明では、表面を鍍金したあと、さらに火であぶることで見た目を変化させたものとされています。

つまり白娘々がやったことは、

銅 → 銀 → 金

というように金属そのものを変えたのではありません。

銅の表面を変化させて、銀色、さらに金色へ変わったように見せた。

これが「金を生み出す仙術」の仕掛けだったと考えられます。

前の「心を読む仙術」と同じだった

ここで、前に白娘々が見せた「心を読む仙術」を思い出します。

薬屋のひとりごと第3期|白娘々はなぜ心が読める?猫猫が見破った仙術の仕掛けはこちら

あのときも、白娘々が本当に猫猫の心の中をのぞいていたわけではありませんでした。

いくつもの仕掛けを重ねて、「心を読んだように見せた」んですよね。

今回も同じです。

「金を作った」のではなく、「金を作ったように見せた」。

白娘々の仙術には、共通した考え方が見えてきます。

白娘々の謎を追っていると、第3期がますます楽しみになってきますね。

『薬屋のひとりごと』では、猫猫や壬氏たちがデザインされたメタルブックマーカーも2026年10月12日に発売予定です。原作を読み返すときに使えるのもいいですね。

なぜ白娘々の仙術は本物に見えたの?

仕掛けを知ってしまうと、「誰か気づかなかったのかな?」とも思いますよね。

けれど白娘々が用意していたのは、金属の仕掛けだけではありませんでした。

劇場そのものが仙術の一部だった?

劇場は薄暗く、もやがかかっています。

そこへ白い姿の白娘々が現れ、舞いながら不思議な現象を次々に見せます。

細かい部分が見えにくい環境なら、小さな仕掛けにも気づきにくくなります。

「仙女が現れた」という雰囲気そのものが、すでに仙術の始まりだったのかもしれません。

観客に振る舞われた酒にも違和感

さらに猫猫は、観客に振る舞われていた酒にも違和感を覚えています。

酒精の濃さのわりに効きが強く、何かが混ぜられているのではないかと考えていました。

薄暗い劇場。もや。酒。

そして、人の心を読んだように見せたあとに、銅を金へ変えてみせる。

一つずつではなく、これら全部が重なったからこそ、観客には「本物の仙術」に見えたのではないでしょうか。

白娘々についてもう少し!気になるQ&A

Q1. 白娘々の「娘々」は名前なの?
A. 「娘々(ニャンニャン)」は、女性の神様や高貴な女性などに使われる呼び方です。

Q2. 第3期でも羅半は登場する?
A.はい。第3期にも羅半は登場し、声優は豊永利行さんが続投します。

Q3. 猫猫が現代にいたら、いちばんハマりそうな場所は?
A.ドラッグストアの成分表示コーナーかもしれません(笑)。新商品より先に、裏側の成分表をじーっと読んでいそうです。

白娘々の金を生み出す仙術まとめ

白娘々の「金を生み出す仙術」は、本当に金を生み出したわけではなく、いくつもの仕掛けを重ねたものでした。

でも、ここまで調べてみると、私は白娘々を単なる「手品をする人」とは思えなくなりました。

仕掛けそのものより、人がどう見れば信じるのかを知っていることのほうが、白娘々のすごさなのかもしれません。

そして、もう一つ。

金の仕掛けはわかったのに、どうしても説明しきれない場面が残っています。

白娘々が自分で飲んだ、あの銀色の液体です。

あれまで仙術を本物に見せるための演出だったのでしょうか。

それとも――猫猫が放っておけなかったのには、別の理由があったのでしょうか。

次は、「白娘々が飲んだ銀色の液体は何?」を追ってみます。

あーー 放送が待ち遠しい💓

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