「防災庁が11月2日に発足する」「全国民に備蓄の緊急要請が出る予定」と聞いて、驚いた方もいるのではないでしょうか。
2026年10月27日の報道によると、細野豪志防災担当大臣は、11月2日の防災庁発足に合わせ、家庭でも最低3日分、できれば1週間分の水・食料・トイレなどを備えるよう呼びかける考えを示しました。
ただし、これは特定の日に災害が起こるという予告ではありません。もともと推奨されてきた家庭備蓄を、改めて見直すきっかけです。
この記事でわかること
-
- 11月2日の防災庁発足と備蓄要請の内容
- 1週間分の水・食料・トイレの必要量
- 保存水3種類の使い分け
- 防災用品9商品の特徴と選び方
- 家族で確認したい備蓄チェックリスト
防災庁が11月2日に発足予定|備蓄の「緊急要請」とは?
最低3日分、できれば1週間分の備えを
細野大臣は、防災庁の発足初日に国民や自治体などへ防災対策の強化を求める方針を示しています。特に家庭で重要なのは、飲料水・食料・携帯トイレなどの備蓄です。
「緊急要請」という表現は気になりますが、現時点では将来の大規模災害に備えるための呼びかけとして報じられています。買い占めを急ぐのではなく、今ある備蓄を確認し、足りない分から計画的に補いましょう。
出典:FNNプライムオンライン(2026年10月27日)/復興庁・細野大臣記者会見録(2026年10月27日)
1週間分の防災備蓄はどれくらい必要?
水は1人1日3リットルを目安に
内閣府の防災情報では、飲料水は1人1日3リットル、最低3日分、できれば1週間分の備蓄が案内されています。これは飲料・調理に使う水の目安で、洗濯やトイレなどの生活用水は別途考えます。
| 人数 | 3日分の水 | 7日分の水 | 7日分のトイレ※ |
|---|---|---|---|
| 1人 | 9L | 21L | 35回 |
| 2人 | 18L | 42L | 70回 |
| 3人 | 27L | 63L | 105回 |
| 4人 | 36L | 84L | 140回 |
※携帯トイレは1人1日5回使用する想定で計算した目安。個人差があります。
非常食は1日3食で計算すると1人7日分で21食、4人家族なら84食。食数だけでなく、栄養やカロリー、食物アレルギーも確認しましょう。
保存水はどう選ぶ?長期備蓄・買い足し・持ち出し用の3種類
水は一種類だけでなく、自宅で長期保管する大きなボトルと、避難時に持ち出しやすい小さなボトルを組み合わせると便利です。今回選んだ3商品を用途別に紹介します。
① 10年保存水1.8L×12本|1人1週間分をまとめて準備
合計21.6リットル。1人7日分の水の目安である21リットルをカバーできます。長期保存向けの水をまとめて備えておきたい方におすすめの候補です。
赤ちゃんのいるご家庭では、ミルク作りに使う水の確保も大切です。粉ミルクの調乳には、十分に沸かしたお湯を使い、調乳時は70℃以上を保つことが推奨されています。
10年保存水 1.8L×12本
10年保存水 1.8L×12本。合計21.6Lで、1人の7日分の水(21L)の目安を満たします。
※価格・在庫・仕様・保存期限・セット内容は購入時にご確認ください。
② アイリスオーヤマ5年保存水2L×6本|少しずつ買い足す備蓄に
合計12リットル。置き場所や予算に合わせて、必要な本数を買い足す方法にも向いています。
③ 防災のミカタ5年保存水500mL×24本|持ち出しや小分けに
合計12リットル。500mLのボトルは持ち運びやすく、家族それぞれの防災リュックに分けて入れるのにも便利です。
防災のミカタ 5年保存水 500mL×24本
500mL×24本、合計12L。持ち出し時や家族で分けるときにも使いやすいサイズです。
※価格・在庫・仕様・保存期限・セット内容は購入時にご確認ください。
赤ちゃんがいる家庭の水選び
ミルク用には、粉ミルクの表示や公的な調乳ガイドに従い、調乳に適した水と衛生的な加熱・調乳手段を備えてください。「低ミネラル」「軟水」だけで安全な調乳が保証されるわけではありません。液体ミルクの備蓄も選択肢です。
1週間分の非常食は何を備える?
非常食は保存期間だけでなく、食べやすさや調理方法も大切です。停電や断水でお湯が使えない可能性もあるため、そのまま食べられる食品も組み合わせておきましょう。
④ パンとごはんの7日分・21食セット
朝・昼・晩を7日分まとめた非常食セットです。1人分の食数をそろえやすい一方、これだけで必要な栄養やエネルギーをすべて満たすとは限りません。缶詰や常温保存できるおかずなども用意しましょう。
7日分・21食の非常食セット
パンとごはんを組み合わせた1人7日分・21食のセット。栄養や必要カロリーは別途確認しましょう。
※価格・在庫・仕様・保存期限・セット内容は購入時にご確認ください。
いつもの食品を多めに買い、食べた分を補充する「ローリングストック」もおすすめです。特に乳幼児・高齢者・アレルギーのある方の食事は、家族に合ったものを別に準備してください。
簡易トイレは何回分必要?断水時に備えよう
断水したり排水管が破損したりすると、家庭の水洗トイレが使えなくなる場合があります。便器に水を流してよいかは自治体などの案内に従い、必要に応じて非常用トイレを使いましょう。
⑤ 簡易トイレ100回分|4人家族なら追加が必要
1人1日5回の想定なら、4人家族の7日分は140回。100回分のセット1つでは40回分足りません。家族の人数に合わせて必要数を計算しましょう。
簡易トイレ 100回分
断水時に備える非常用トイレ。販売ページで回数・袋の枚数・凝固剤などの付属品を確認しましょう。
※価格・在庫・仕様・保存期限・セット内容は購入時にご確認ください。
購入前には、凝固剤・汚物袋・防臭袋などの付属品を確認しましょう。使い方を一度試しておくと安心です。
停電対策に備えたい電源・情報収集グッズ
スマートフォンの充電や災害情報の確認も重要です。ただし、停電が長引くことや携帯電話の通信障害も想定し、電源と情報源を複数用意しておきましょう。
⑥ UGREENモバイルバッテリー20,000mAh|スマホの予備電源
スマートフォンを充電するための持ち運びやすい予備電源です。容量や充電回数は接続機器・変換ロス・使用状況によって変わります。定期的に残量を点検しましょう。
UGREEN Nexode Wavy 20,000mAh
20,000mAh、最大55Wのモバイルバッテリー。停電時のスマートフォン充電に。
※価格・在庫・仕様・保存期限・セット内容は購入時にご確認ください。
モバイルバッテリーは高温や衝撃を避け、メーカーの取扱説明書に従って保管・充電してください。「絶対に発火しない」といった安全性の断定はできません。
⑦ 多摩電子工業ポータブル電源TL127|停電時の電源を補う
スマホや小型機器などへの給電を考えたい方の候補です。容量288Wh・定格出力300Wのため、家電製品なら何でも使えるわけではありません。消費電力と起動時の電力、使用時間を確認してください。
多摩電子工業 TL127 ポータブル電源
容量288Wh・定格出力300Wのポータブル電源。接続する機器の消費電力を確認して使用しましょう。
※価格・在庫・仕様・保存期限・セット内容は購入時にご確認ください。
ポータブル電源は室内でも適切な換気や設置環境を守り、メーカーが指定する使用・保管方法に従いましょう。
⑧ Greeshow防災ラジオ|停電時の情報収集に
AM/FMラジオに加え、手回し・ソーラー充電、LEDライトなどを備えた多機能タイプです。手回しや太陽光による充電量には限りがあるため、スマホ充電は補助的な機能と考えましょう。
Greeshow 多機能防災ラジオ
AM/FM、手回し充電、ソーラー充電、LEDライト、SOS機能などを備えたラジオ。
※価格・在庫・仕様・保存期限・セット内容は購入時にご確認ください。
防災リュックは必要?自宅備蓄とは分けて考えよう
水や非常食を家に十分備えていても、避難が必要になったときにすぐ持ち出せるとは限りません。自宅で過ごすための「在宅備蓄」と、避難時に持ち出す「非常用持ち出し袋」は分けて準備しましょう。
⑨ ピースアップ1人用30点防災リュック|初めての持ち出し袋に
防災士監修の1人用30点セット。リュックの色を選べるタイプで、基本的な持ち出し用品をまとめてそろえたい方の候補です。
ピースアップ 防災リュック30点セット
1人用30点セット。保存水・非常食・簡易トイレ・懐中電灯などを含む、持ち出し袋の入門用。
※価格・在庫・仕様・保存期限・セット内容は購入時にご確認ください。
ただし、セットに入っている水や食料は、通常1週間分の在宅備蓄とは別に考える必要があります。常備薬、眼鏡、充電ケーブル、生理用品、乳幼児用品など、家族に必要なものを追加してください。
家庭で確認したい防災備蓄チェックリスト
- □ 飲料水:1人1日3L×7日分
- □ 食料:1人1日3食×7日分を目安に
- □ 携帯・簡易トイレ:1人1日5回×7日分を目安に
- □ モバイルバッテリーと充電ケーブル
- □ 懐中電灯・ラジオ・予備電池
- □ 常備薬・救急用品・衛生用品
- □ カセットコンロ・ボンベ(安全な使用環境で)
- □ トイレットペーパー・ごみ袋・防臭袋
- □ 乳幼児・高齢者・ペットなど個別に必要な用品
- □ 避難経路・家族の連絡方法・ハザードマップ
- □ 保存期限・充電残量の定期点検
防災備蓄でよくある質問
Q. 防災リュックだけ買えば1週間過ごせますか?
いいえ。防災リュックは主に避難時の持ち出し用品です。1週間分の水・食料・トイレなどの在宅備蓄は、別に数量を確認して準備しましょう。
Q. 4人家族の水はどれくらい必要?
1人1日3L×4人×7日=84Lが目安です。飲料・調理用の水として考え、生活用水は別途備えます。
Q. 保存水は10年保存を買えば期限を気にしなくていい?
いいえ。購入時点での残り保存期間を確認し、直射日光や高温を避けて保管してください。期限を定期的に点検することが大切です。
Q. モバイルWi-Fiルーターも備えた方がいい?
必要性は家庭の通信環境によります。災害で基地局や通信網が停止すると、モバイルWi-Fiルーターも使えないことがあります。ラジオや自治体の防災情報など、通信手段を複数考えましょう。
▼ 今回紹介した防災グッズはこちら
- 10年保存水 1.8L×12本を見る
- アイリスオーヤマ 5年保存水 2L×6本を見る
- 防災のミカタ 5年保存水 500mL×24本を見る
- 非常食7日分・21食セットを見る
- 簡易トイレ100回分を見る
- UGREEN モバイルバッテリーを見る
- 多摩電子工業 ポータブル電源 TL127を見る
- Greeshow 多機能防災ラジオを見る
- ピースアップ 防災リュック30点セットを見る
まとめ|防災グッズは出番なしが一番!
防災グッズは、使わずに済むのが一番幸せ。
非常食も、災害ではなく「今日はご飯作りたくな〜い!」という日に活躍してくれたら最高ですね(笑)。
備えはしっかり、出番はなし! そんな毎日が続きますように。

