白娘々の銀色の液体の正体は水銀?飲んだ理由を考察【薬屋のひとりごと3期】

薬屋のひとりごと
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※この記事には『薬屋のひとりごと』原作のネタバレが含まれています。

※この記事は、「白娘々はなぜ心が読める?」「白娘々はどうやって金を生み出した?」に続く、白娘々の仙術シリーズです。

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『薬屋のひとりごと』第3期で、白娘々(パイニャンニャン)が見せる仙術。その最後に登場するのが、器に入った銀色の液体です。

白娘々はそれを観客の前で飲んでしまいます。

金を生み出す仙術以上に「え、それ飲んで大丈夫なの?」と気になる場面ですが、原作ではこの液体の正体が明かされています。

しかも、この場面は単なる奇術の演出では終わりません。白娘々が姿を消したあとに起きる事件まで見ると、彼女がなぜ観客の前で飲んだのか、別の意味も見えてきます。

この記事でわかること

  • 白娘々が飲んだ銀色の液体の正体
  • なぜ猫猫が「猛毒」だと警告したのか
  • 白娘々は本当に水銀を飲んだのか
  • なぜ観客の前で水銀を飲んで見せたのか
  • 白娘々が姿を消したあとに起きた事件との関係

白娘々が飲んだ銀色の液体は何?

先に結論からいうと、白娘々が舞台の最後に飲んだ銀色の液体は「水銀」です。

これは「銀色だから水銀なのでは?」という推測ではありません。

原作では、仙術の仕掛けを説明した猫猫が、最後に白娘々が飲んだ銀色の液体についても触れています。

猫猫はそれを危険なものだと判断し、誰も真似しないよう、高官たちにも説明してほしいと頼みます。

そして物語では、金属でありながら液体である「水のような銀」――つまり水銀(みずがね)について語られます。

白娘々が最後に見せたものは、単に不思議な色の飲み物ではなかったのです。

なぜ猫猫は水銀を「猛毒」と警告した?

猫猫が気にしたのは、白娘々本人だけではありません。

観客が白娘々を信じ、同じことを真似してしまう危険でした。

白娘々はすでに、人の心を読んだように見せ、銅を銀色、さらに金色へ変化させる仙術まで披露しています。

そんな人物が銀色の液体を飲んでも平然としていたら、観客はどう思うでしょうか。

「仙女が飲んでいるのだから特別な薬なのでは?」

「不老不死につながるものなのでは?」

そう信じる人が出ても不思議ではありません。

だからこそ猫猫は、仙術の種明かしだけで済ませず、真似する者が出ないように警告する必要があると考えたのでしょう。

白娘々は本当に水銀を飲んだの?

ここが、この場面でかなり気になるところです。

白娘々が本当に水銀を飲み込んだのかどうかは、はっきりしません。

それまでの仙術には、すべて「本物に見せるための仕掛け」がありました。

心を読んだように見せた仙術にも仕掛けがあり、金を生み出したように見せた仙術も、本当に金を作ったわけではありません。

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そう考えると、水銀についても「飲んだように見せただけ」という可能性は残ります。

ただし原作では、白娘々が実際に飲んだ場合について猫猫が考える場面もあります。

つまり、液体の正体が水銀であることと、本当に飲み込んだかどうかは別の謎なんですね。

水銀なのに、飲んですぐ倒れなかったのはなぜ?

ここは誤解しやすいところなので注意が必要です。

作中で猫猫は、水銀はその状態によって毒性が変わることに触れています。

液体の状態の水銀がそのまま体外へ排出される場合と、蒸気として吸い込んだ場合や、ほかの物質と結びついて形が変わった場合では危険性が異なる、という説明です。

だからといって、もちろん「水銀を飲んでも大丈夫」という意味ではありません。

作中でも猫猫は真似をしないよう警告しています。

白娘々が平然としている姿だけを見て安全だと思い込むことこそ、この場面の怖さなのかもしれません。

白娘々はなぜ水銀を飲んだ?

では、白娘々はなぜ、わざわざ観客の前で銀色の液体を飲んだのでしょうか。

原作では、この時点で白娘々本人が目的を説明しているわけではありません。

ただ、その後に起きた出来事までつなげると、単なる舞台演出ではなかった可能性が見えてきます。

「不老不死の薬」を連想させるため?

昔の権力者たちは、不老不死の薬を求め、その中で水銀を服用したことがありました。

白娘々は「仙女」として人々の前に現れています。

そんな存在が銀色の液体を飲んでも平然としていたら、観客にとっては単なる毒ではなく、仙女だけが知る特別な薬に見えたかもしれません。

仙術を信じ込ませたあとで飲んでみせる。

順番まで考えると、かなり意味深です。

白娘々が消えたあとに起きた「食中毒」

さらに不気味なのが、その後です。

白娘々の一座は数日後、跡形もなく姿を消します。

そして都では、商人たちに謎の食中毒が起きます。

原作ではその後、猫猫が白娘々を真似して水銀を摂取した可能性を考えています。

もしそうなら、白娘々が水銀を飲んで見せた行為は、観客を驚かせるだけの演出ではなかったことになります。

人の心を読み、金を作り、最後には危険な液体まで飲んでみせる。

そこまでして「この仙女なら本物だ」と信じ込ませたうえで姿を消したのだとしたら――。

白娘々の舞台は、最初から最後まで人の心理を利用したものだったとも考えられそうです。

白娘々の仙術で一番怖いのは「信じさせる力」かも

①の「心を読む仙術」、②の「金を生み出す仙術」、そして今回の「銀色の液体」。

3つを続けて見ていくと、白娘々の仙術には共通点があります。

人が「そうに違いない」と思う状況を先に作っていることです。

心を読まれた。

銅から金が生まれた。

毒のような液体を飲んでも平気だった。

一つだけなら疑えても、不思議な現象を立て続けに見せられれば、「この人には本当に仙術が使えるのでは」と思ってしまう。

白娘々の怖さは、仙術そのものよりも、人が何を見れば信じるのかをよく知っていることなのかもしれません。

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白娘々が飲んだ銀色の液体まとめ

白娘々が舞台の最後に飲んだ銀色の液体。その正体は、原作で水銀だと明かされています。

ただし、白娘々が本当に飲み込んだのか、それともそこにも仕掛けがあったのかは、別の謎として残ります。

そして重要なのは、白娘々が水銀を飲んだ「ように見せた」あと、彼女の一座が姿を消し、都の商人たちに異変が起きていることです。

  • 心を読む。
  • 金を生み出す。
  • 水銀を飲む。

こうして並べると、白娘々の舞台そのものが、一つの大きな仕掛けだったようにも見えてきます。

第3期でこの場面がどんな演出になるのか、白娘々の表情や猫猫の反応にも注目したいですね。

個人的には、この3つの仙術の中でも「水銀を飲む」が一番怖いと感じています。心を読む・金を作るは”すごい”で終わりますが、水銀は下手をすれば命に関わるものです。それを平然とやってのける白娘々の胆力(あるいは狂気)にこそ、この人物の底知れなさが表れている気がします。

💡 ちょっとだけ水銀の豆知識

水銀の英語名は「Mercury(マーキュリー)」。実は「水星」も同じMercuryです。
私は、セーラームーンが浮かびますが(笑)
同じ名前でも、水星は眺めるもの、水銀はむやみに触らないもの。
猫猫なら星を見るより先に、「その銀色の液体、どこから持ってきた?」と白娘々を問い詰めそうですね(笑)。

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