『ロックは淑女の嗜みでして』第8話──仲間にかけた時間は、無駄なわけないでしょう

「自分探しは、よそでやれ」──⚡その一言で、世界がグラッと揺れた。

ティナの表情がね、いつもと違ってたの。笑わない。泣かない。でも、目が…目が、泣いてたんだよ。

「やっとスタートラインに立てた気がする」って、それでも言えるティナ、もうそれだけでMVPでしょ！？✨

リリーだって、まっすぐにぶっ放すのよ。「仲間にかける時間が、無駄なわけないでしょう」って──うわそれ、心臓にクるやつーーッ！！

🔥しかも、音羽がここでズドンと秘策投下！「無理なら音数減らせばいい」って、え？ それって反則級の優しさじゃない！？

5日間、練習して、笑って、泣いて、それでも足りないくらい、心が動いて──

いま、彼女たちは「勝ちたい」じゃない、「響かせたい」って場所で音を鳴らそうとしてる。♪

私は、そんなティナたちを見てたら、もう……全力で応援しちゃう

「自分探しは、よそでやれ」──それでも残った“ロックしたい気持ち”

白夜の言葉は、まるで強い風みたいにティナを突き放した。「自分探しは、よそでやれ」──その一言に、私は画面の前で息をのんだ。

それでもティナは、ぐっと唇を結んで、「もう少し、やらせてください」と静かに言った。その言葉に、私は“負けた”と思った。強がりじゃなくて、心の奥から出たロックだったから🎧

見返してみると、あの瞬間の白夜の目は、ほんの少しだけ揺れてた。拒絶じゃなくて、試すような視線だった気がする🌀

きっと、白夜なりに“本気”を求めてた。だからこそ、ティナのまっすぐさを測っていたんだと思う📏

突き放されたティナの心の中

あの場面、ティナは感情を見せなかった。でも、私は気づいてしまった。声がわずかに震えていた。

「ようやくスタートラインに立てた気がする」──その一言に、どれだけの気持ちが詰まってたんだろう。

あのときの彼女は、ただ認めてほしかったんだと思う。仲間になりたいとか、演奏したいとかじゃなくて、“自分を見てほしい”って願いだったんだよね🌱

私はその想いに、無意識に「大丈夫」って返事をしてた。心の中でだけど、すごく強く✨

ティナのロックは“うまさ”じゃなかった

キーボードがうまいからじゃない。うまくなりたいから、ロックしたい──それがティナの出発点だった。

「弾けるようになりたい」の先に、「一緒にやりたい」がある。その順番が、もう正解すぎて眩しかった🌟

“うまさ”より“想い”がある音の方が、ずっと心に届くと思う🎶

ティナのまっすぐな気持ちは、白夜の中に、ほんの少し火を灯したように見えたんだ🕯️

冷たく見えたあの言葉──私は、白夜なりの期待

あの場面で言われたことは、拒絶というより“問い”だったのかもしれない。

厳しさの奥にある優しさに気づいたとき、私は少し泣いた。

ティナが心を折らずに前を向いたその姿が、全部を肯定していた。

「始まり」って、静かに鳴り出すものなんだなって思ったんだよね🪶

仲間にかけた時間が、無駄なわけないってリリーが言った

リリーって、決して多くを語る子じゃない。でも、黙って見て、感じて、タイミングを見て言葉を届ける。そんな子。

だからこそ、「仲間にかける時間が──」ってあの言葉が出てきたとき、私は画面の前で「やっと言ってくれた！」って叫んじゃった。

それはティナへのエールでもあるし、きっと自分自身への言い聞かせでもあったんだと思う。

信じるって、相手のためだけじゃない。自分が信じられる自分になることでもあるんだよね📘

その一言で、全部が救われた気がした

リリーの言葉がね、あまりにも優しくて、ちょっとズルいくらいだった。

「仲間にかける時間が、無駄なわけないでしょう」──そのセリフ、ティナだけじゃなくて、見てるこっちまで泣かせにきてた😭

たぶんリリー自身も、ずっと迷ってたんだと思うの。「ティナの努力を信じていいのか」って。

だからこそ、かけた言葉に重みがあった。あれは、リリーの“決意”だったんだ🫧

5日間の練習は、“仲間になる”ための時間

時間が短いとか、関係ないんだよね。そこにどれだけの気持ちを込めたか──それだけ。

ティナとリリーが一緒に過ごした5日間。それは練習以上に、信じ合うきっかけを作る日々だった🌙

「うまくなってほしい」じゃなくて、「一緒にやりたい」って思えるかどうか。

ロックは気持ちでつながるもの──それを二人は体感してたんだと思う🎵

リリーの心が動いた、そのとき

最初は迷ってた。距離をとってた。でも、ティナの“本気”がジワジワとリリーの壁を溶かしてた。

「自分の時間を誰かに使うことが、怖かった」──リリーはそんな不安をずっと抱えてたのかもしれない。

でもね、ティナのまっすぐな音が、その不安を少しずつ照らしていったんだよ🌅

リリーが口にした「無駄なわけない」の言葉には、いろんな葛藤と、やっと見えた答えがつまってた💠

音羽の“秘策”がくれたのは、勇気の弾き方だった

音羽の存在って、あのバンドの中で一番“空気を読まないように見えて、空気を変えていく”人なんだと思う。

みんなが真剣すぎて、重たくなりかけた空気をふっと軽くしてくれる。だけどその一言が、実はいちばん本質を突いてたりするからすごい。

「音を減らす」って聞いたとき、私は最初ちょっとズルいって思った。でも違った。“できることを伸ばす勇気”なんだよね、あれって🎼

ティナにとっても、それは逃げじゃなくて「私にもできることがある」って知るきっかけだったんだと思う。

「難しいなら、音を減らせばいい」って…その発想は反則

音羽のそのセリフ、あまりにもスッと刺さって、言葉を失った。

「難しかったら、弱拍・裏拍を減らせばいい」──えっ、それでいいの！？って思うけど、あれは優しさじゃなくて、覚悟の助け舟だったんだよね🚤

「完璧」じゃなくて「届く」音を鳴らす。それがロックだって、音羽は知ってた。

私はその言葉に、ティナの心がふっと軽くなったように見えた気がした🎧

ティナにとっての“音を減らす”って、逃げじゃなかった

最初はちょっと戸惑ってたよね。だってティナ、ずっと努力でなんとかしようとしてたから。

音を減らす＝妥協に聞こえたかもしれない。でも、それは違った。

音羽の言葉は、「弾ける音で、想いを伝えていい」って背中を押してくれたものだった。

ティナがはじめて“演奏が楽しみ”って顔をしたあの瞬間、私は画面越しに拍手してたよ👏

“難しくて弾けない”より、“気持ちよく弾ける”を選んだ勇気

ロックって、正解のない音楽だからこそ、迷いも不安もつきまとう。

でも音羽は、「難しくて弾けないより、気持ちよく弾ける方がきっと気持ちがいい」って、あたりまえのように言った。

その言葉がどれだけティナを救ったか、私にはすごくよくわかる。

人はね、優しい言葉ひとつで、ここまで表情が変わるんだって、このシーンが教えてくれた気がする🌼

5日間の練習が“音”になったとき、ティナはひとつ答えを出した

たった5日間。それだけの時間じゃ、うまくなるには足りないって思う人もいるかもしれない。

でも私は、その5日間に詰まってた“濃さ”を見た。ティナは「練習」じゃなくて、「音と気持ちをつなぐ方法」を掴もうとしてたんだよね。

ただ手を動かすだけじゃなくて、心で鳴らす準備をしてた。それが、5日間という時間の価値だったと思う。

その積み重ねが、やがて“音”になる。その瞬間を、私はずっと待ってたんだ🎶

練習してたのは、技術じゃなくて“想い”の届け方

5日間。たったそれだけ。でも、その中にどれだけの「届けたい」が詰まってたか。

ティナはずっと、黙ってキーボードと向き合ってた。でも私は思ったの。あれは音じゃなくて、自分と向き合ってた時間だったんだって🌛

「うまくなりたい」じゃなくて、「伝えたい」。その願いが、ひとつずつ音に乗っていくのが見えた。

ロックって、誰かにぶつける気持ちがなきゃ意味がない──そう気づいた瞬間だった🎵

白夜が問うた“なぜロックしたいのか”という問い

あの場面。私は息を止めてた。だって、白夜が聞いたんだもん。「なんでロックしたいんだ」って。

ティナの答えはシンプルだったけど、刺さったよね。「いつか、そっち側に行きたい」──って。

演奏のうまさじゃない。センスでもない。ただ、“そこに立ってる自分”を信じたかっただけなんだと思う🌈

私、泣きそうだった。「ああ、この子はもう大丈夫」って、根拠なく確信したんだ🫧

“答え”って、拍手じゃなくて自分の中にある

ティナはきっと、誰かに認めてほしかった。でも、5日間の中でそれ以上のものを見つけた。

「好きだからやりたい」って気持ちが、本当の答えだったんだよね。

白夜が「好きにしろ」って言ったとき、それは許可じゃなくて、“よし、届いたな”って合図だったと思う🎧

音になった気持ちって、やっぱり誰かの心をノックするんだよね🚪

タイマン勝負前夜、響かせたいのは“好きにしろ”の本当の意味

白夜って、言葉数が少ないぶん、何を考えてるか分かりづらい。だからこそ、その一言にどれだけの想いがあるのか、毎回気になってしまう。

「好きにしろ」って、無責任にも聞こえるけど──違う。見届ける覚悟がある人じゃなきゃ、絶対言えない言葉なんだよね。

白夜はずっと、ティナの姿勢を見てた。無言の中で、“ここまで来たね”って言ってた気がした。

その言葉のあとに広がった空気が、あまりにも静かで、あたたかくて──私はその余韻が大好きだった🫶

白夜の「好きにしろ」は、無関心じゃなかった

「好きにしろ」──一見突き放すような言葉だけど、私はあれ、白夜なりの“承認”だと思ってる。

ティナの5日間を見て、音羽の秘策も知って、それでもまだ口数は少ないまま。

でもその静けさの中に、“ちゃんと見てた”が詰まってたんだよね。

あの言葉は、白夜なりの「行ってこい」だった──そう聞こえて私はちょっと泣いた🎧

ビターガナッシュとの勝負は“挑戦”じゃなくて“対話”

タイマンって言うとバトルっぽいけど、私には「対話」のように見えた。

リリーもティナも、自分の中の“答え”を音にしてぶつけるだけ。

「勝ちたい」じゃなくて「伝えたい」──だから緊張より、むしろ清々しさがあったんだ🌬️

鳴らす音が“言葉”になった瞬間、心が震える。これがロックだよね🎸

それにしても、ティナのピチピチのTシャツは、笑っちゃたよね🤣

“響く”って、うまさじゃなくて温度で決まる

準備はもう、充分すぎるほどできてた。あとは、自分を信じて音に乗せるだけ。

私、見てて思ったの。ティナの指先がすごく軽やかで、でも迷いがなくて。

その音には、「私はここにいる」って意思がこもってたんだよね。

“好きにしろ”の本当の意味は、自分の音で自分を信じるってこと──私はそう思う🫶

🎧 ティナの“変わりたい”が始まったのは、あの一言から。

👉 ▶ 第7話の振り返りはこちら 🫧